江戸時代末期の天保年間(1831〜1845年)に、遠井村(現在の有田川町遠井)の医要木(いおき)勘右衛門が、自宅の庭で大粒の実をぶどうの房のようにつける山椒を発見し、香り高く辛みも強いことから以来これが栽培されるようになり、現代まで脈々と受け継がれてきました。これが有田川町の特産品である「ぶどう山椒」です。 現在では、和歌山県は全国の山椒生産量の6割を占め、日本一の生産地になっています。 有田川町は町の約80%を森林が占める山がちな土地柄で、標高が高いことで冬には積雪も見られます。こうした地形、気候が山椒の栽培に適しており山椒栽培が広がっていきました。
ぶどう山椒は用途によって収穫時期が変わります。 また、山椒は収穫期が非常に限られており特に花山椒、生山椒、赤山椒は数日しかありません。 生山椒は適期を逃すと種が固くなり食感が悪くなるので、当園では収穫前に必ずその木の実を 実際に食べて状態を確認してから作業を行う等、適期収穫を厳守しております。 下の表がそれぞれの収穫期ですが、天候によって多少前後するので長めに記載しております。
有機JASに沿って栽培し、適期に収穫した花山椒や生山椒。 乾燥して厳格に管理された乾燥山椒。 そしてその高品質なぶどう山椒を使って作る加工品達。 篠畑農園ではぶどう山椒本来の魅力を知って頂きたいという想いがあるので品質への妥協は一切ありません。 当園のぶどう山椒を食べればきっとぶどう山椒の虜になるはずです。
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